昨年の春休みに韓国と台湾を旅行し、どちらも日本に近いものを感じたので、全く環境と英語が使えるということを考えた結果、南アフリカを選びました。
ここで私の想像と違ったアフリカを紹介します。
まず、アフリカだからと言って灼熱とは限りません。むしろ寒かったです。重ね着をして凌ぎました。
次に最初の一週間は山の方にあるコテージで、ボランティア生とスタッフ達でキャンプをしました。朝にはみんなでハイキングに行ったり、ひなたぼっこをしたり、窓を開けて心地良い風に吹かれたり、暖炉の前に集まって温まったり・・・全てが”人間的”だと感じました。自分を含め日本人に欠けていることかもしれません。
私のプロジェクト中に感動したことは、孤児院で暮していた兄弟が母親と再開し、退所して行っときのことです。彼らの幸せを今でも願っています。逆にショックだったことは道路を挟んで向かい側に、写真やテレビで見たことがあるようなスラム街が何か所も広がっていたことです。格差を実際に感じました。
大学では建築を専攻していますが、今回の活動で興味も広がり、将来は必ずしも建築関係の仕事じゃなくてもいいんじゃないかと考え直すようになりました。
1人で南アフリカ共和国に行って、日本語が全く通じない状況で約1ヶ月過ごし、無事に帰ってこれた事で、自信になりました。ですが、一ヶ月だと現地のことが色々わかってきた頃に帰る事になるので、なるべく長期間滞在した方がいいです!