5月23日(土)、ICYEジャパン初のオンライン交流会が行われました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回はオンラインでの開催ということもあり
日本各地、熊本や佐賀といった遠方からもご参加いただき、スタッフ一同、驚きと大喜び!
初めてのオンライン開催にドキドキ緊張でいっぱいでしたが、とても楽しい時間でした。
今回の交流会では、
・今年1月からコスタリカに派遣中の吉荒零さん
・昨年7月から半年間デンマークに派遣された赤松加寿代さん
・今年2月に1カ月間ウガンダに派遣された北川野々子さん
の3名のスピーカーの方からお話しをいただきました。
吉荒さんは現地コスタリカから!日本からはるか13268Km離れた地ともこの瞬間に繋がれる!オンラインってすごい~!
ICYE派遣に参加したきっかけやその国を選んだ理由、現地での活動について、そして現地での生活について…
チャット機能も活用して参加者の皆さんからの質問にも答えながら、時折写真を見せていただきながらすすめられました。
コスタリカは軍隊を持たず、医療や教育に力を入れ、「兵士よりも教師を」と言われていること。
デンマークは夏になるとみんなが海に行き、街の中なのにビキニの人がいること。
ウガンダは主食用バナナにトマトスープで味付けをした料理があること。
聞いているだけで「え!意外!」や「なにそれ!!」と声をあげてしまうような話ばかりが飛び出しました。
私が1番印象に残ったお話は、言葉はどうしていたのか、どうコミュニケーションをとっていたのか、というもの。
(コスタリカはスペイン語、デンマークはデンマーク語と、英語以外の言語圏になります。)
言葉の理解ができなくても、自分が聞きたい、知りたいと思えば、自然と相手が言っていることが分かる。
正しい文法でなくても、こちらが「伝えよう」と思ってコミュニケーションをとれば、相手に伝わる。
そして、笑顔でいればコミュニケーションをとることができる。
言葉以外にもコミュニケーションをとる方法はいくらでもある!と、力強い言葉をいただきました。
↑交流会最後に参加者の皆さんと感想を添えて記念撮影☆
交流会後のアンケートでは、今回の交流会でICYEのことを初めて知った方、これから派遣に参加される方、いつか海外ボランティアに参加したいと考えている方などなど、様々な方々から感想をいただきました。
中には、
「漠然といつか海外に行ってみたいと思っているけれど、明確な動機や目的はない。それでも、一歩踏み出してみたいと思えた。」
といったものもありました。
スピーカーの皆さんが口を揃えて言っていたのは
「海外ボランティアでの経験を、直接関連の仕事や活動に活かすと考えなくても、これからの自分の生活の中の、人生の、財産になる。」
ということです。
交流会でのこの言葉が、誰かの人生を踏み出すための後押しとなれば、こんなに嬉しいことはないと思いました。
新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、どうしても人と人との物理的距離をとることが推奨され、なんとなく寂しさや不安を感じることが多い昨今でしたが、
オンラインという技術によって、物理的に離れていても繋がれること
例え言葉が通じなくても、コミュニケーションをとり、人と繋がれること
そして、全く知らない人同士が、「海外ボランティア」という共通のテーマで集まり、話を聞き、繋がれること
今回のオンライン交流会を通して、コロナ禍だろうとなんだろうと、世界中どこだって誰だって繋がれる!と強く、思いました。
緊急事態宣言が解除されましたが、元の日常に戻るにはまだまだ時間がかかります。
また、中には、元の日常ではなく、変わることでよりよい日常に繋がる部分もあるでしょう。
そんな状況下でも、「自分は、世界と、だれとでも、繋がれる」そう思うだけでも世界が広がって見えます。
「世界の中の私」を忘れずに、この日常を過ごしていきたいです。
コロナ禍だから開催されたオンライン交流会でしたが
ICYEジャパンでは、今後も日本中・世界中の皆さんと繋がるべく
オンラインでのイベントを計画していきます!(次回交流会も、鋭意計画中・・・!)
また、交流会当日の内容はSNS等で少しずつ公開していきますのでお楽しみに♪