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【失敗して失敗してなんども挑戦して】

2020.6.8コラム

4pのデンマーク派遣生の言葉

“何度も何度も挑戦して、毎日たくさん失敗をします。それでも諦めずに継続する。
できない自分に恥ずかしくなったり、悔しくなったり、悲しくなることもあります。
でも、その感情があるからこそ、継続した先に《嬉しさ》と《変化》があります。”

これを読んでいるリターニーの方々も心当たりがある体験だと思います。異なる文化、慣れない生活、言葉の壁、日本人は自分たった一人、自分はここで役に立っているのだろうかという不安。そのような環境の中で、果敢に挑んでみるものの、なかなかヒットは出ない、ましてやホームランなんて夢のまた夢。なんでそんなに大変なことをしてまで海外で「ボランティア」をするのか、それは、ヒットを打つことが最終地点なのではなく、方法を模索し試行錯誤し続けること、その過程にこそ「価値」を見出しているのがICYEプログラムだからなのだと思います。

私の文化、私の生活、私の経験、私の価値観、今まで培って来たものが通用せず、派遣先では無力に思える瞬間も多々。一度作り上げたものを壊すことは、培ったものが多ければ多いほど怖いもの、壊しては新しい部品を加えて作り直し、また壊してはまた新しい部品を加えてみる。試行錯誤の連続の中でより強く、より確かな芯が作られていくのでしょうね。

その繰り返しの中で、はたと気付くと一番大切な基礎の部分には、今まで埋もれていた元来自分が持っていいた素敵な部分がキラッと輝いてたりするもんなんだろな。

事務局長 又吉 莉奈