ラパスにある”Fundación Alalay”というストリートチルドレンの保護団体でサッカー教室のお手伝いをしました。
サッカー教室は、午前と午後の2回開かれます。基本的にはコーチと二人で活動していましたが、一人の時もありました。
スペイン語がほとんどしゃべれない中、実際にやって見せたりしてなんとか練習の形にはなったのではないかと思います。
教室がない日はスタッフにお願いして、別の活動の見学をしました。そこは、かつてストリートチルドレンだった子ども達に衣食住を提供する家で、様々な年代の子が22人で共同生活を送っていました。楽しそうにはしゃいでいる彼らが以前はストリートに暮らしていたという事実が、かなり衝撃的でした。彼らの過去について色々きいてみたかったけれど、自分の心がそれを許しませんでした。
自分がいかに恵まれているか改めて感じました。それは単に運が良いだけなのだと思います。自分はそれほどまでに恵まれているからこそ、その恵まれた状況を最大限に利用しなければならないと強く思います。自分の恵まれた環境を彼らに分けてあげることはできない。しかし、彼らのために行動することはできます。
この一か月で出会い触れ合った子ども達の人格形成の過程に、ほんの少しであってもプラスの影響があったらいいな、と思います。