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たくさん考えて帰ってきました

2019.12.21

モルドバで2ヶ月間、2団体とお仕事しました。

1ヶ所めは、貧しい人たちに物資を配ったり、ハンドメイド販売で資金を作ったり、孤児院や障害者施設、少年院などで、マスタークラスの開催。

2ヶ所目は、障害者の子どものためのデイケアセンターで、子どものお世話や、知能訓練のお手伝い、スポーツのお手伝いとマスタークラスの開催をしてきました。。

私がこの国を選んだのは難民に会えるチャンスがほしかったからです。

活動をしていく中で一番感動したのは、最終週に今までお世話になった人に挨拶しようとしたときのことです。たった2ヶ月だったのに本当にたくさんの人から、お別れメールや最後のご飯に誘っていただきました。自分が思っていた以上にたくさんの人にお世話になっていたと感じました。

このプログラムを終えて自分が成長したと感じる点があります。しれは、自分がいままで学んできたことに、自信が持てるようになったこと。日本では気がつかなかったが、物事の見方の視点、考え方が増えていることに気づいたとともに、今回の経験の中でまた増えたと感じます。

今回の経験で、とても重要だったと思うのは、たくさん考えたということです。モルドバというヨーロッパの経済最貧国で実際に経済を見、人と会うことでたくさんのことを日本と比較し、世界と比較し考えることができました。「発展するとは何か」「発展には何が必要か」「優しさとは何か」「裕福とは何か」「人とわかりあうとは何か」など、日常生活に見ていた些細なことから、本当に考えさせられ、疑問がたくさんあった毎日でした。

今回した一番貴重な経験は、少年院に行ったことです。将来少年院で働きたいと思っている私には、またとないチャンスでした。それも日本ではなく、海外の少年院を見ることで、これから先、グローバル化が唱えられる社会の中で出てくる、国際少年問題を考えるきっかけになったと思います。