世界で初めての「国際ワークキャンプ」は、第一次世界大戦の終戦からまもない1920年、戦争の爪痕が残るドイツ国境に近いフランスのヴェルダンで、開催されました。創始者のスイス人、ピエール・セレゾールは、「若者たちが、人を殺し建物を破壊するために血を流すのではなく、新しいものを作り出すために汗を流すことを...」との思いを持って、キャンプを始めました。その後「国際ワークキャンプ」は、第2次世界大戦の戦火にも、また東西冷戦時代にも消えることなく今日まで、平和を愛する人々によって、受け継がれてきました。
日本からは、ヨーロッパを中心にこれまで、世界30か国以上に参加者を送り出し、同時に日本国内で世界中からボランティアを受け入れています。自らの考えで動き、仲間ととことん話し分かり合い、困難な状況も楽しみながら、全てをご自身の力でやり遂げることで、観光旅行や普段の日常生活では決して得ることができない、あなただけの特別な体験となるでしょう。勇気を出して一歩を踏み出せば、きっと一回り成長した自分が待っています!
遺跡 / 建築物と関わる活動(考古学、建築、力仕事、修復)
自然と関わる活動(農作業、動物、環境保護)
文化と関わる活動(芸術、文化、お祭り)
社会福祉に関わる活動(障がい者、高齢者、子供、難民支援)
教育や学びに関わる活動(教育、言語、学び)
原則として、1日5~6時間、週5日(平日)*天候やプロジェクトにより異なります
ユースセンター・学校・公民館などの公共施設、テント、教会、水車小屋、古城、ゲストハウスなど *多くのプロジェクトで寝袋の持参が必要です