短期 国際ワークキャンプ

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目次

国際ワークキャンプとは

人種、ジェンダー、言語、文化などのバックグラウンドが異なる仲間と衣食住を共にしながら、ボランティア活動を行います。多様な人々が集るからこそ生まれるアイデアが、活動場所に活気を与え、地域コミュニティの発展にも繋がります。仲間と一緒に活動に取り組み、時には歌い、踊り、語りながら、若者としての自分が今出来ることを探し、考え、行動するきっかけとなります。日本の日常生活では決して得ることができない特別な体験、出会いと達成感を得るために、世界への第一歩を踏み出してみませんか?

国際ワークキャンプ参加者

フランスの国際ボランティアに参加された神田外語大学 (参加当時:大学1年生・女性) の学生体験談です。

「価値観をがらっと変えられる体験」
04:40 国際ワークキャンプ体験談
05:19 活動内容
07:18 なぜ国際ワークキャンプ?
08:16 苦しかったこと
10:14 嬉しかったこと
12:06 メッセージ
14:03 質問タイム



国際ワークキャンプの概要説明と、フランス、セルビア、トルコの体験談(参加当時:大学2〜3年生・男性) です。

「人生に大きな影響力」
17:09 国際ワークキャンプ概要
29:20 国際ワークキャンプ体験談
32:16 活動内容
34:03 食事・宿泊場所
36:57 なぜ国際ワークキャンプ?
37:52 得たこと
43:35 質問タイム

募集要項

【申込期間】
2023年4月15日~7月31日
【活動期間】
1週間~2週間
【参加費用】
6万円
詳細はこちら
【募集国】
アイスランド、イタリア、エストニア、スペイン、デンマーク、ドイツ、フランス
【募集人数】
各国、各プロジェクト若干名
【応募条件】
  • 参加条件書に同意いただける方
  • 18歳以上~30歳程度
  • 心身ともに健康な方
  • 渡航から現地での共同生活/活動、帰国までを1人でこなせるコミュニケーション力と、前向きなマインドをお持ちの方(英語試験のスコア等は不要)
  • 自立心、積極性、柔軟性をお持ちの方
 
 

募集国

各国での活動内容詳細の検索はこちら!
 

1. ドイツ

ヨーロッパ諸国の中で人口が一番多く、各国からの移民や難民の受入、歴史的分断や統合を経て、多様なエスニシティの共存が実現しているドイツ。美しい山岳地帯や森林があり環境面でも豊かな特徴を持ち、プレッツェルやビールなどの有名な食文化も楽しむことが出来ます。

第二次世界大戦時に強制収容所となっていた建物で、当時の歴史を学びながら建物や設備の修復を行うキャンプや、数世紀前のお城の城壁を修復し、歴史遺産の保全に貢献出来る活動があります。また、自然豊かな国立公園での環境保護活動や、難民申請者の人々と活動するキャンプもあり、今回紹介している国の中でも、活動内容・活動地域の多様さともにトップの国です!

👆ドイツのワークキャンプ開催団体による活動紹介動画!
 

2. アイスランド

北大西洋に浮かぶ小さな島国で、自然が豊富なアイスランド。高緯度に位置しますが、1年を通して気温の変化が少なく、暖流の影響で緯度のわりに温暖であることが特徴です。国全体がオーロラベルトの下に位置するため、どこでもオーロラが見える可能性があり、夏・冬には白夜・極夜を体験できます。氷と火の国といわれ、氷河と火山活動による温泉も有名です。

グリーンハウス内の整備をしながら、トマトやキュウリの収穫をする活動や、在来動植物の保護活動、ビーチクリーンなど、自然を守るための活動が多くあります。グループで写真撮影やインタビューをしながら、雑誌を一から作っていく活動や、拾った流木から棚を作るといったクリエイティブな活動もあります。

👆アイスランドのワークキャンプ開催団体による活動紹介動画!
 

3. スペイン

ヨーロッパ大陸の西側に位置し、地中海に面すスペインでは、オリーブやブドウの生産が盛んです。パエリアやフラメンコ、サグラダ・ファミリアなど、文化的にも豊かな国です。「牛追い祭り」や「トマト祭り」など、お祭りも有名です。パブロ・ピカソやサルバドール・ダリなど優れた芸術家を生み出した国でもあり、見どころがたくさんです。

アンダルシアの街で壁に絵を描くことで環境と文化のつながりを認識する活動や、12世紀にたてられたお城で発掘調査や壁の修復、記録を行う活動など、文化的に貢献出来る活動があります。また、過疎地域のコミュニティ支援や、湖の周りで多様な生物の保護する活動といった、環境保護に取り組む活動もあります。

👆スペインのワークキャンプ開催団体による活動紹介動画!
 

4. フランス

食・芸術・歴史・ファッションなど、さまざまな魅力をもつフランス。観光大国1位の国で、エッフェル塔やルーヴル美術館、モンサンミッシェルといった観光名所が多くあります。EU最大の産業国であり、小麦の栽培、ワインやチーズ作りが盛んです。有名なフランス料理やマカロンなどのスイーツも楽しめます。

中世にできた教会の跡地でリノベーションをする活動や、伝統的な石造りの技術を学びながら教会の復旧を行う活動など、歴史的建築物の保全に貢献できるキャンプがあります。文化や音楽を前面に出したフェスティバルにかかわることが出来る活動や、鉱山で壁の修復などを行う活動、畜産業が体験できる活動などさまざまあります。

 

5. イタリア

南北に長く、パスタやピザなど、おいしい料理が有名なイタリア。気候は温暖で四季があり、夏は乾燥し、冬に雨が多いことが特徴です。コロッセオやピサの斜塔といった世界遺産が最も多い国で、長く繁栄した歴史を感じることが出来ます。

南イタリアでフェンスや石壁の修復、ハイキングの通り道を整備しながら地区の文化的価値や魅力を再発見する活動や、湖から山に至る道を通りやすくするためにきれいにする活動があります。また、国立公園でのキャンプでは、植林や多様な動物の観察といった自然に貢献できるものに加え、お城の敷地内での庭の整備や学校の整備活動など文化的なものも含まれます。

 

6. エストニア

ヨーロッパの北でロシアの隣に位置するエストニア。湖沼や湿地が多く、比較的穏やかな気候です。ほぼすべての行政サービスをオンラインで行なっていることと、SkypeやTransferWiseといったオンラインサービスを開発したことで、「ITの国」として、近年注目されています。

ベリーや野菜を収穫し、ジュースを作り、パッキングまで行う活動や、畑の整備、建物の建設のサポートといった活動があります。エストニアと自国との類似点や相違点を見つけることで異文化について学ぶことを目指す活動やフェスティバルを円滑に進めていくためのサポートをするなど、ほかではあまり出来ない体験が出来ます。

👆エストニアのワークキャンプ開催団体による活動紹介動画!
 

7. デンマーク

北欧諸国の中で最も南に位置し、再生可能エネルギーの活用が進むデンマーク。北極圏に位置する大きい島であるグリーンランドもデンマークの自治領で、多数の島から成り立っています。幸福度が高い福祉先進国でもあり、子育てが最もしやすい国に選ばれたこともあります。アンデルセン童話やレゴの発祥地であることでも有名です。

水資源の有効活用、グリーンルーフやイチゴ畑の整備を行いながら、環境に関して解決策を考えていくという活動があります。キャンプ中には、持続可能性や回復力に関しての討論の時間が設けられるので、キャンプを通して自然や環境に関連した活動が出来ます。

👆デンマークのワークキャンプ主催団体による紹介動画!
 

※お申込み時頂くタイミングによっては、ご希望のプロジェクトがすでに埋まってしまっている可能性があります。

 

活動スケジュール例

日程 内容
開始日前日 最寄りの空港または都市に到着
集合場所、時間は、開始日の1~4週間前に決定するため、柔軟に対応できるようにしておく
開始日 ご自身で指定の場所/時間に集合。チームメンバーと合流し、滞在先に移動!
開始日翌日

終了日前日
<ボランティア活動>
通常、到着の翌日から活動開始!
ワーク時間は、1日5~6時間、週5日程度だが、天候や現地のニーズにより週末や夜間に活動を行う場合も
<ワーク後、休みの日>
ワーク後は、食事当番が料理をしたり、チームメンバーと買い出しに出かけたり。
週末やお休みの日は、観光など現地での生活をみんなで満喫しましょう!
終了日 片付け、お別れパーティなど
解散時間は流動的なため、その日のうちに最寄空港までたどり着ける保証がありません。この日は、ご自身で宿泊手配をし、現地で一泊します。
終了日翌日以降 ご自身で最寄空港を出発し、帰国

滞在・食事・空港送迎

滞在

ユースセンター・学校・公民館などの公共施設、テント、教会、水車小屋、古城、ゲストハウスなど
*多くのプロジェクトで寝袋の持参が必要です。持ち物については、各プロジェクト一覧で詳細を確認してください

食事

受入先より支給される食材を使って自炊
*調理は当番制にするなどメンバー内で協力し合います。プロジェクトによっては食事を提供される場合もあります。

空港送迎

なし(指定の場所で現地集合/現地解散)
*最寄空港から集合場所まで、解散場所から最寄空港までは、ご自身で行き方を調べて移動します。

活動人数

チーム構成:色々な国のボランティア(2、3名のスモールグループから、20名以上など規模は様々。 性別・国籍のバランスはプロジェクトにより異なります)
キャンプリーダー:1~2名(現地受入団体でトレーニングを受けたボランティア)

困ったときは…

集合場所まで迷ってしまったり、活動中にうまくメンバーになじめなかったり、食事当番や活動の分担に疑問があった場合は、キャンプリーダーや現地受入団体スタッフに相談することが出来ます。
キャンプリーダーは活動を管理するだけではなく、参加者のみなさんが楽しんで色んな経験ができるように様々な準備をしてくれています。現地で感じた疑問点は、現地にいる間に相談して、心残りがあるまま帰国することのないように努力しましょう。

参加費用

一般の方: 60,000円  
メンバー校/リピーター: 55,000円 
メンバー校かつリピーター: 50,000円

上記料金は、プログラム開始日が2023年8月1日〜12月31日の間の方に適応されます。2024年冬以降の参加費用は2023年12月を目途に公表いたします。

※参加するキャンプによっては、追加費用がかかるものもありますのでご注意ください。各キャンプの追加費用情報は、検索ページからご確認いただけます。

参加費用に含まれるもの

・手続き代行料・事務諸経費
・渡航前オリエンテーション運営・参加費
・プロジェクト参加費(滞在費・食費)
・プロジェクト参加中の移動費

参加費用に含まれないもの

・往復航空運賃、燃油特別付加運賃等
・海外旅行保険(ICYEジャパン提携代理店にてAIG損保の保険に加入必須)
・31日以内の保険プランPDF
・32日以上の保険プランPDF
・日本出国前のPCR検査・証明書発行料
・パスポート取得等の渡航手続き関係諸費用
・プロジェクト開始前、終了後の費用(前泊・後泊費用、Meeting Pointまでの交通費、解散後の交通費は自己負担)
・休日の外出など、現地での個人的性質の諸費用
・現地出国前のPCR検査・証明書発行料