
このプログラムの魅力
- 日本語や日本文化に興味のある子どもたち、学生、学校の先生たちに大歓迎される
- 日本人だからこそできる海外ボランティア活動
- インドネシア人との交流を通じて、ムスリムの生活・文化・慣習を体験できる
- 日本とは異なる環境での生活・文化体験を通じて見識を広める
心構え(求められる力)
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- 自分で考えること、調べ、行動すること
人に頼ることを前提とせずに、どうすれば解決できるか、まず自分で考えてください。海外では18歳になれば「大人」と見なされます。一人の個人として自覚を持った行動が求められます。同時に、自分の身を自分で守る必要もありますので、日本を出発する前に、自分で考えて行動する習慣をつけましょう。
- 積極的に臨機応変に対応すること
ボランティアは「お客様」ではありませんので、もてなしを受けることを期待しないでください。また、インドネシアでは、日本のように学校のスケジュールがきっちりと決められているわけではありません。急きょ予定が変更になることもありますので、その時々で柔軟に対応をしてください。
- 文化・生活水準の異なる国で生活をすることを認識すること
インドネシアでの滞在は、インドネシアの文化、暮らしを体験できる貴重な経験ですが、同時に日本とは異なる生活環境で不便を感じることも多くあるかもしれません。しかし、その違いを楽しむくらいの気持ちで参加してください。また、外出時の食べ物・飲み物に気をつけることや、時期によっては蚊が多く発生するため、服装やスプレーなど防蚊対策が必要になります。
参加者の声: 2024年夏・2025年春の参加者の声
スタッフと、大学生のインターン生が対応してくれた。体調が悪くなった時にプログラム中でも休ませてくれたり、参加できる企画を持ってきてくれたりした。すごく良くしてくれました。言葉が通じないことが大変でした。ホームステイ先のご家族、活動先の幼稚園で日本語も英語もわかる人がいなかったので、常に翻訳機を通したお話になっていて、それが少しストレスでした。関わったインドネシアの方々はとても親切で友好的でした。言葉がわからなくても単語を教えてくれたり、面倒くさいだろうにスマホの翻訳を通して話してくれて、その心遣いにとても感謝しています。インドネシア伝統の服や踊りや食べ物を教えて体験をさせていただきました。
日本との文化の違いを充分に知ることのできるプログラム内容と期間だったと感じています。大変貴重な機会でした。小学生のクラスに教えていた時、たくさんの生徒が宗教や戦争に関する質問をしてきたことです。私自身あまり知識もなく、また正しい答え方もわかりませんでした。今でもあの時どのように返せばよかったのか考えます。
最初は不安で泣いていた涙が、最後には別れを惜しむ涙になった。とても充実した環境で過ごしやすく、家族も多くのところへ連れて行ってくれてとても良かった。同じプログラムに参加したメンバーと仲良くなり、気持ちの共有をし合うことができた。また、インドネシアで関わった方は暖かい方ばかりだった印象。
現地の食事や生活環境を体験して、自分の価値観が広がったから。また、宗教に対しての考え方が変わった。日本に帰国する前の日に、プログラムでお世話になった幼稚園の母親からアルバムをプレゼントされたこと。ホームステイでは、とても田舎町だったので電波がほとんど繋がらずWi-Fiもあったがあまり意味がなかった。食事は、1日3食用意してくれて、全部美味しかった。
自分の知らない世界を知って、当たり前が当たり前じゃないことを痛感しました。インドネシアに行って日本にはない価値観や習慣を実際に体験して自分の価値観や考え方が変わったし、明るく柔軟になった思います。 水周りが日本とは全く違っていました。シャワーがなかったのでおけで冷たい水をすくってお風呂に入っていました。 トイレもティッシュがないので常に持参していました。
想像していたより沢山のアクティビティに参加させていただき、私がインドネシアの方々に与えたもの以上に様々な体験を通して得られるものがあったと感じた。現地の方々がとてもフレンドリーで温かかったことが印象に残っています。どこで誰に会っても笑顔を返してくれ、日本との違いを感じました。家の中なのに蟻がたくさんいた事、トイレとバスルームを初めて見た時、カルチャーショックを受けました。
初めて、現地の学校に行った時日本語で自己紹介をしたところ大盛況で嬉しかった。また、学生たちから写真を撮りたいと引っ張りだこにされた事も楽しかった。最初は、一人で行くことにとても緊張していましたが、現地の方々がとてもフレンドリーに話しかけてくれたため、孤独を感じることもなく毎日がとても楽しかったです。また、風邪をひいていた私を看病してくれたホストファミリーの方々にはとても感謝しています。今回のボランティアのおかげで、異文化に対する意識を深めることができました。インドネシア語をマスターして、次はプライベートで現地の友人たちに会いに行きたいです。
活動国・集合都市
インドネシア・スマラン(Semarang)または、中部ジャワ地域
気候 |
熱帯性気候で、一年を通し高温多湿。4月〜10月が乾季、11月〜3月までが雨季となる。 |
アクセス |
インドネシアの首都ジャカルタからスマランまでは飛行機で1時間程度。 |
人 |
一般的に、中部ジャワの人々は温厚で人懐っこい性格と言われています。また、家族や親戚をとても大事にする人々です。 |
宗教 |
インドネシアの人口の9割近くがイスラム教徒。イスラム教徒は豚肉を食べない、お酒を飲まない、などの戒律の他にも、日本とは異なる慣習を持ちます。渡航前に彼らのマナーを調べ、うっかり失礼なことをしないようにしましょう。 |
ビザ(査証) |
インドネシア入国の際に、到着ビザ(アライバルビザ、Visa on Arrival)の取得が必要になります。詳細は参加決定後にお知らせします。 |

活動内容
幼稚園/小学校
学校内で日本の文化を子どもたちに紹介します。※日本語教師がいないため、学校スタッフとのコミュニケーションは英語となり、高校/専門学校/大学での活動よりも参加者の英語力が求められます。
- 子どもたちに日本文化を紹介するためのアクティビティ(折り紙、絵、ゲーム、音楽、スポーツ、ダンスなど)を考え、準備して実施する
- 授業のお手伝い
- 子どもたちの世話

高校/日本語学校(専門学校)/大学
- 日本語の授業でアシスタント教師として活動する
- その他の授業のお手伝い
- 日本文化の紹介
- 放課後や自由時間における生徒/日本語教師との交流
※インドネシアではテストなどの学校のスケジュールが教育省からの指示により直前に決まることが多く、急遽授業のスケジュールが変わることがあります。日本語の授業が開催されない期間は、校内、その他での代替の活動を行っていただくこともありますので、ご了承ください。

活動先
スマランおよび中部ジャワ地域の幼稚園/小学校または高校/専門学校/大学のいずれか。(「2024年夏の募集コース」参照)
※派遣先の学校は現地受け入れ団体が決定します。
活動時間
【幼稚園/小学校】月〜金の7:00-13:00
【高校/専門学校/大学】1日3-6時間、週5日(平日)※土日に活動を行う場合もあり
活動人数
原則一つの活動先につき1名のボランティア(一部の大学へは2名派遣の場合もあります。)
滞在・食事・空港送迎
滞在
ホームステイ(主に活動先の教師あるいは学校関係者の家庭)、または学生寮
※滞在はインドネシアの一般家庭・寮となり、入浴やトイレの様式、習慣も現地の生活文化に沿ったものとなります。
食事
1日3食付き(朝食と夕食は滞在先から、昼食は活動先の学校からの提供)
空港送迎
なし(現地団体オフィスまたは近くのゲストハウスに現地集合/解散)
※現地団体オフィスは空港からタクシーで30分〜1時間ほど
希望者のみ追加料金で前泊/送迎が可能です(参加費用欄参照)

スケジュール例
【3週間コースの場合】
日程 |
内容 |
プログラム開始日(月曜日)
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【月曜日】
夕方までにスマランの現地団体オフィスまたはゲストハウスに集合(空港からタクシー) 現地団体のオフィスまたはゲストハウスに宿泊(男女別の相部屋)
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プログラム2日目、3日目 |
オリエンテーション。現地団体のオフィスで滞在中や活動中の注意事項を聞きます。スタッフと共に活動先へ移動
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プログラム4日目〜 |
<ボランティア活動> 通常、翌日から活動開始! ※活動先の学校までは徒歩、またはホストファミリーの送迎で通います。 ワーク時間は 【高校/専門学校/大学】平均1日3-6時間・週5時間(平日)※土曜日に活動をする場合もあり。 【幼稚園/小学校】月〜土の7:00〜13:00
<ワーク後、休みの日> 自由時間 ショッピングや観光、活動先・滞在先の人たちとの交流で現地の生活を楽しんでください

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プログラム終了日前日(活動先が遠方の場合) |
活動先からスマランの現地団体のオフィスへ移動 現地団体のオフィスまたはゲストハウスに宿泊
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プログラム終了日(活動先が近郊の場合) |
【火曜日】
活動先からスマランの現地団体のオフィスへ移動 オフィスにてレポート提出後、解散(お昼頃) ※空港までは各自で移動します
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期間
参加期間
23日(約3週間)または27日(約4週間)
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開始日 |
終了日 |
3週間コース |
月曜日 |
火曜日 |
4週間コース |
月曜日 |
土曜日 |
プログラム開催期間
春季:1月〜3月
夏季:8月〜9月
申込締切
プログラム開始日の8週間前まで

参加費用
週間
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一般
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コーワーカー/ メンバー校リピーター
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3 |
195,000円 |
190,000円 |
185,000円 |
4 |
205,000円 |
200,000円 |
195,000円 |
前泊パッケージのみ 追加費用: 7,000円
後泊パッケージのみ 追加費用: 7,000円
前/後泊パッケージ 追加費用: 14,000円
上記料金は、プログラム開始日が2025年8月1日〜9月30日の間の方に適用されます。
参加費用に含まれるもの |
- 手続き代行料・事務諸経費
- 渡航前オリエンテーション運営・参加費
- 現地オリエンテーション・研修費
- プログラム期間中の滞在費・食費
- ホストファミリー手配料
- ボランティア参加費
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参加費用に含まれないもの |
- 往復航空運賃・燃油特別付加運賃等
- 海外旅行保険料(ただしICYE指定の保険に加入必須)
- パスポート取得など渡航手続きの費用
- 休日の外出時など、現地での個人的性質の諸費用
- 空港送迎費(オプションで手配可能)
- アライバルビザ取得代金
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2025夏の募集コース
渡航前オリエンテーション(参加必須・オンラインまたは対面)は、2025年7月19日(土)および8月2日(土)に開催いたします。どちらか一日にご参加ください。
幼稚園/小学校
開始日・終了日 締切 |
8月4日 ・8月26日(3週間) 募集終了 |
8月4日 ・8月30日(4週間) 募集終了 |
8月11日・9月2日(3週間) 募集終了 |
8月11日・9月6日(4週間) 募集終了 |
8月18日・9月9日(3週間) 募集終了 |
8月18日・9月13日(4週間) 募集終了 |
8月25日・9月16日(3週間) 募集終了 |
8月25日・9月20日(4週間) 募集終了 |
高校/日本語学校(専門学校)/大学
開始日・終了日 締切 |
8月4日 ・8月26日(3週間) 募集終了 |
8月4日 ・8月30日(4週間) 募集終了 |
8月11日・9月2日(3週間) 募集終了 |
8月11日・9月6日(4週間) 募集終了 |
8月18日・9月9日(3週間) 募集終了 |
8月18日・9月13日(4週間) 募集終了 |
8月25日・9月16日(3週間) 募集終了 |
8月25日・9月20日(4週間) 募集終了 |
対象者
- 参加同意書に同意いただける方
- 18歳以上〜30歳程度 ※30代以上の方はお問い合わせください。
- 心身ともに健康で、活動分野に関して強い関心と向上心がある方
- 日本語を母語とし、日本文化の知識のある方
- 英語での活動内容などの説明を理解でき、受入団体・学校スタッフとのコミュニケーションが取れる方
- 責任感、自立心、ボランティア精神がある方
- 日本とは異なる生活環境/習慣や不便な生活にも柔軟に対応できる方
- 上述の「心構え」を理解し、ボランティアとしての自覚を持って参加していただける方
お申し込み
上記プログラムに関しての問い合わせは、
メール:asia-pacific@icye-japan.com
ICYEジャパン事務局 アジア担当 までご連絡くださいませ。