今だから思う、あの一年④(コスタリカ)

VOICE (長期プログラム)

今だから思う、あの一年④(コスタリカ)

黒澤 亜希子 さん(2011-2012 コスタリカ派遣)

 

■  行く前に考えていた、ICYEのプログラムに対する期待や不安、参加動機などを教えてください。

s-RIMG2099大学時代から海外ボランティアに興味があり、特に専門的な技術を持たない私でも参加できるプログラムを探していたところ、ICYEに出会いました。あまり多くの人が行かないところが良いと思っていたので、国はすぐに決定しましたが現地で何ができるのか不安でした。ICYEからの現地の情報も少ないため、どういったプログラムがあるのか詳しく分からず、また逆に自分が何を本当にしたいのか出来るのかと考えても答えられない自分がいてもどかしく感じたのを覚えています。ただ国は違えでも多くの人が参加をしているので、いけばなんとかなる!海外での行き当たりばったりの経験も今後の役に立つだろうと、気軽には考えるようにしていました。

 

■ 派遣国で何を見つけましたか?

私は具体的に派遣国で何かを見つけることはありませんでした。ただ自分の内面的なことで言えば、まだまだ自分は甘かったということに気づかされました。実際海外で行き当たりばったりでも生きてはいけます。でもその裏に、多くの人の(例えば知人やホストファミリー)支えがあり、何かをしたいと思っていても何も出来ない/していない自分がいました。よく海外ボランティア経験者から「自分がお世話になるばかりで、現地では何も本当に助けになることが出来なかった。」という方がいます。本当にその通りでした。もし本当に海外で仕事をしたい、何か大きなことがしたいと漠然でも考えている人がいたら、一度こういったボランティアに参加されることをおすすめします。きっと本当に自分がやりたいもの、その為に何が必要か、また何をしなければいけないのか、、という具体的な課題が見えてきます。

 

■  ICYEの経験は、今の生活に活きていますか?s-Picture090612_191714

郷に入っては郷に従え、という通り日本に帰ってきて長い年月が経つとコスタリカで学んだ「Pura Vida(なんとかなるさ!)」のような悠長な生活は送っていられませんが、心の奥底で人生の道はひとつじゃないと思っています。なのでこのストレス社会でも鬱にならずになんとか生きています(笑)。会社の同僚にも、「まだまだ人生一泡吹かせる!とか思っていそうだよね」と褒められたのか呆れられたのかわからない言葉ももらったこともあります。また近々海外へ飛び立つ計画も立てており、自分の道はマイペースで進む!ってことを実行しています。

(←帰国後、ICYEジャパンのパンフレット作成のためのインタビューにて)

 

 

■ 昔の自分へアドバイスをするなら…?

正直今の私でも自分のやりたいことを明確に説明は出来ません。やりたいことをやるのではなくて、ぜひやってみたいことに挑戦する気持ちを忘れずにいてほしいです。新しいことに挑戦をしたからって人生はそう簡単に180度変わったりすることは少ないと思いますが、選択肢が増えてきます。ICYEに参加する前は、会社を辞めて参加する為帰国後にきちんと就職できるか心配、、、でしたが、実際帰国した時は、好きな会社/仕事が見つかるまでアルバイトでも良いやとか前には考えもしなかった職種に興味が出てきたり、、、誰だって志望大学に落ちたら人生真っ逆さま!とか受験の時は思ったりしてしまうかもしれませんが、実際大学を卒業して早数年、、、その心配さえどうでも良いことだったとは思いませんか?だから今の悩みは未来にとってもしかしたらただの杞憂ってこともよくあります。今の生活から出るのが怖いので今見える選択肢で人生を選ぶのも一興、やってみたいことに挑戦して出てきた選択肢でまた選ぶのも一興。人に強要されず自分の心が今ベストだと思えることをしてください。

美しいコスタリカの海子どもたちと工作に挑戦

 

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第一弾・フィンランド、第二弾・アメリカ、第三弾・ケニア

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