ベトナムでの4か月間

VOICE (短期プログラム)

ベトナムでの4か月間

森 功大さん 大学生 2013年4月~8月ベトナム(ハノイ)派遣

ーなぜプログラムに参加しようと思ったのですか?

3月に大学を卒業し、就職も秋からで春と夏に時間があいたため、自分に何かできることはないか探していました。その時、インターネットで海外でボランティアができるプログラムのことを知りました。それで、自分の見聞を広げる意味も込めて、何か人の役に立つことをしたいと思い、このプログラムに参加しました。

ー実際に行ってみてどうでしたか?

正直に言うと、初めは本当に心が不安定でした。僕はボランティア専用の宿泊施設で生活していましたが、周りは皆欧米のボランティアばかりで、日本人は僕だけという状況でした。性格も価値観もまるで違う彼らと生活することの大変さ、そして中途半端で片言な英語しか話せないという自分の不甲斐なさ、そんな思いばかりが僕の心の中に募り、ボランティアどころじゃありませんでした。仕事場に行っても何の目的も見いだせず、途方に暮れていたというのが最初の現状でした。特に最初の2週間はまったく他のボランティア達と会話することができず、帰りたいと思ったこともありました。しかし、僕はボランティアのためにベトナムに来てるということ、そして大金をはたいて僕を送り出してくれた両親のことを思うと、もうちょっと頑張ってみようと考えるようになりました。最初はその2つの気持ちだけが僕をベトナムに留まらせていました。

1010748_139102759622391_753211220_n5月になると、新しいインド人のボランティアが来ました。僕とは対照的で、誰にでも気軽に話しかけ、冗談を交えながら楽しそうに話していました。僕と彼とはルームメイトということもあって、とても仲が良かったです。彼は1か月間しかいませんでしたが、一緒にいる時間は、これまでのベトナム生活では味わったことのないくらい楽しかったです。他のボランティアも彼と話す時は、満面の笑顔をしながら楽しそうに話していました。その時、「僕も心を開くことができれば、みんなと楽しく会話できるんだ。」と思うようになりました。

彼が帰国してからは、できるだけみんなといる時間を作ろうと思い、ハロン湾に一緒に旅行したり外食したりして交流を深めました。仕事場でも自分の正しいと思う方法で子供やちと接し、例えそれで子供が僕から遠ざかって行っても、芯だけは絶対曲げないようにしました。結果、徐々にみんなが僕に心を開いてくれるようになり、僕が行くと、「Kodai!!! Kodai!」と言って、とても懐いてくれました。その子供たちの笑顔だけで、自分にできることは何でもしようと思いました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAー今後、この経験をどのように活かしたいですか?

この4か月間は、僕にとって本当に意味のあるものになりました。子供たちのあの笑顔、そしてベトナムでの充実した生活は、一生忘れることはないでしょう。僕がしっかりとした考えを持っていれば、みんながついてきてくれるということが分かりました。これから僕は就職しますが、このボランティアでの生活を無駄にすることなく、力強く生きていこうと思っています。

 

PAGE TOP