居心地のいい国、フィンランド

VOICE (長期プログラム)

居心地のいい国、フィンランド

岩下 愛 さん  フィンランド派遣(2015年1月~2016年1月)

 

ICYEフィンランドニュースレターより

ICYEフィンランドニュースレターより

■ 出発前の職業は?また、なぜその国を選んだのですか?

アパレル販売

旅行で初めて訪れた際、この国に住みたいと強く思ったので

 

■ 実際に行ってみてどうでしたか?

想像以上に人との距離感や時間の過ごし方が自分に合っていて、非常に居心地がよかった。

 

■ 滞在形態はどんなでしたか。

学校敷地内の宿泊施設

キッチン、バスルーム(トイレ、洗面台付き)、クローゼットの付いた二人部屋を一人で使用。

(私の前の派遣生はご夫婦で参加されていて、お二人で住んでいた)

サウナ、プール、ランドリールームは、校内に別棟にあり、生徒さん他の居住者と共同で使用。

エントランスホールに飾られたクロッキー画(モデル私)

エントランスホールに飾られたクロッキー画(モデル私)

■ ボランティア活動内容はどんなことでしたか。

主な仕事は、校内の施設掃除、宿泊施設のベッドメイク(週末にショートプログラムを行っていたので、ほぼ毎週)、食堂のテーブル拭き

時々、事務所の手伝い(DM封入、学校パンフのコピー、文房具の倉庫整頓)、美術クラスの手伝い(クロッキーモデルと書道を教えた)

たまに、授業に飛び入り参加(添乗員育成クラスのこと一緒に工場見学、美術クラスに混じって美術館見学やデッサン参加、ご高齢女性の向けの食用植物講座で少し彼女たちをお手伝いつつ参加)

 

■ 基本的なスケジュールを教えてください(1週間&1日)

<1週間>

掃除(使用した宿泊施設)

掃除(使用した宿泊施設)

掃除(事務所・校内)

掃除(使用した教室)

ベッドメイク(来週末の為)

掃除(校内)

自分の部屋の掃除・自由

自由

 

<1日>

7:00

8:00

9:00

11:30頃

12:30

13:45過ぎ

14:00過ぎ

起床・準備

出勤かつ食堂にて朝食

仕事始め

食堂のテーブル拭き、校内の掃除

昼食(昼食の前に午後の仕事内容の確認)

午後の仕事開始

食堂のテーブル拭き・指示された仕事を行う

コーヒーブレイク

残りの仕事を行う(事務所等に手伝う事はないか声掛けする)

15:00~16:00

17:00~17:30

18:00過ぎ

19:00過ぎ

24:00

 

仕事終了(日によって異なる)

夕食?

スポーツジム

帰宅

就寝

 

 

■ 一番良かったこと、感動したことはなんですか。日本に取り入れたい習慣なども、あれば教えてください。

感動したことは、何人もの同僚が経営者である学長に対して、私が学校に残るよう「このまま雇うことは出来ないのか」と申し出てくれていたこと。

日本に取り入れたい習慣は、休みを大事にすること。休みの日や就業時間以降にも働くのが美徳のような文化がまだあるので、なくしたい。

みんなから貰ったクリスマスプレゼント

みんなから貰ったクリスマスプレゼント

 

■ 一番大変だったこと、悲しかったことはなんですか。恋しくなった日本のものなどもあれば教えてください。

学校が夏休みに入るころ、非常に悩んでいました。今の自分の状態・状況や、これから日本に帰った時のことなど。

でも、一番つらかったのは日本に帰らなきゃいけなかったこと

 

恋しかったのは飼い犬です。あとは、大根とレンコンとこんにゃくは食べたいと思う日があったくらい。

 

■ 得たと思うものはなんですか。ありったけ答えてください。

友達、人脈、掃除スキル、ベッドメイクスキル、フィンランド語力、英語のヒアリング力(スピーキング力は低下)、トライする気持ち、未滞在のヨーロッパ諸外国に対して恐怖感が無くなった、自分とういう人間の本質の一部

 

■ 日本に戻って来て、“逆カルチャーショック”を感じたところはありますか?

メッシュに対しての抵抗感(染髪で黒に茶色のメッシュが入っていた)

時間が流れるのが早く感じるくらい、みんながせかせか忙しなく動いているようにみえる

年配者(祖父母)の外国に対しての排他的意識

美術クラスの版画に一緒に参加(私が描いた画)

美術クラスの版画に一緒に参加(私が描いた画)

 

■ プログラムに参加する前と後で、自分自身が変わったなと思うところはありますか?

自分を見直したことでより自分の事を知れた。それが人付き合いにも役立っていてムリやムラのないように、ペース配分を取れるようになった。

 

■ 最後に一言!

人との距離の取り方や、穏やかな時間の過ごし方が凄く心地よく、素敵な国でした。

英語が苦手な私は、4カ月過ぎ~半年ごろにかけて、色々な事に悩み少し引きこもりがちだった時期がありました。ICYEフィンランドのスタッフに話をしたらプログラムの変更も可能だという答えでした。少し考えましたがそれでは問題解決にならないと思い、私は変更せずにそのまま同じプログラムを一年間続けて行うことにしました。その結果、派遣先の人々と一年かけて築き上げたとても強い繋がり・大切な仲間が出来ました。

続けること、続ける努力をすることの大切さを、改めて学ぶことのできた一年でした。

食堂のクリスマスツリー

食堂のクリスマスツリー

 

一つ、他の国の派遣生と一緒に居て思ったこと。

キャンプで逢った時、派遣先やその環境に対して意見を交換していた姿をよく見ました。

内容は様々ですが、文句と取れるような内容を言っていたことがありました。私はそれを聞いて考え方が違うなと思いました。

何かを他者に訴える際、自分の意見とともに、理想論ではなく具体的な(現実的な)改善策もしくはそれに繋がるヒントを出すべきではないだろうか。当然一人で解決できない問題はたくさんあるが、周囲に問題点を置く前に自身の行動や考え方を見直すべきではないか、と考えています。

おそらく彼らとはこのICYEのプログラムに参加した目的やモチベーションが違いますし、まして育ってきた環境や文化も違うので、もちろん私が正しいわけではありません。ですが、今後の為の参考意見と文句は全く違うと強く感じました。

 

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