マンガで学ぶ、私の知らない日本・特別編

マンガで学ぶ、私の知らない日本・特別編

ドイツに行った時、親日家のドイツ人の友達に言われた一言。

「名探偵コナンは、今どうなっている?まだ続いているのか!?コナンはシンイチ・クドウに戻れたのかっ!?」

私「えっ…。わ、分かんないなぁ。ごめん。。」

日本人がみんなコナンの最新巻を読んでるわけじゃないのよ…、と思いつつも、日本から遠く離れたドイツで、名探偵コナンの話の続きをこんなにも気にしている人がいるなんて、日本のマンガはやっぱり面白いってことだよね、とちょっとだけ感動したものです。ドイツでも日本のマンガは売られていますが、翻訳するため(多分、それだけが理由ではなく、権利の問題とかいろいろあるのだと思いますが)、日本での発売日より遅れてしまうので、やはり最新話は日本の雑誌で日本語でチェックするしかありません。

テレビなどで、日本に来ている外国人留学生に「なぜ日本語を勉強しようと思ったのか?」と聞くと、「日本のアニメが好きだから」「日本のドラマを見て」という答えがよく出ていますが(ジダンは「キャプテン翼」の影響でサッカーを始めたそうですね。超世界的プレイヤーに影響を与えているなんて、すごい話ですよね~。)、そんなきっかけを作ることになった、外国語に翻訳されている日本のマンガを、日本人が外国語を勉強するのに使うのも面白いと思います。

 

ドイツで日本のマンガは高級品なので(一冊約7ユーロ。日本円で800円くらい)勉強というより、記念に一冊だけ買ったのですが、私が選んだのは、君に届け(椎名軽穂 著)。アニメ化され、2010年には多部未華子さんと三浦春馬さん主演で映画化もされたので、ご存知の方も多いかと思います^^ 地味で目立たない女の子と、クラスの人気者のイケメンくんとの爽やかな恋を描いた青春ラブストーリーです。そのドイツ語版のタイトルが、Nah bei dirと言います。日本語に訳すと、「君の近くで」という意味になり、「君に届け」ではないのですが、君に届けを読んでいるドイツ語学習者のみなさんは、この絶妙な訳に翻訳者のセンスを感じることでしょう。

身近なものがテーマだと、語学の勉強もそんなに身構えずにできるのかなぁと思います。教科書と違って、“生きた会話”も知ることができますし!

君に届け君に届け ドイツ語版

(↑「君に届け」のワンシーン、日独比較)

 

 スラムダンク

(↑こちらは「SLAM DUNK」の英語版より。桜木花道も英語をしゃべっています!) 

実際に滞在している時は現地の言葉に吹き替えされたアニメも見ることができると思うので、それで勉強するのもいいですね^^ 

 

ちなみに、私がドイツでボランティアをしていた2011-2012年に、一番人気のあった日本のマンガは、NARUTO -ナルト-(岸本斉史 著)でした(※私の肌感覚調べ)。私はNARUTOは読んだことがないのですが、「忍者なのに金髪でオレンジの服なのはおかしいので、これはファンタジーである」と言ったら、「じゃあ、忍者はどんな格好をしているのか」「そもそも忍者の役割とは何なのか」など質問攻めにされ、忍者の知識がそんなにない&語学の壁により、上手く説明できませんでした。まさかドイツで忍者の知識を問われる事態になろうとは…。日頃からまんべんなく知識を得ておく必要がありますね!

 

過去の「マンガで学ぶ、私の知らない日本」の記事はこちら

書道編(とめはねっ!鈴里高校書道部)競技かるた編(ちはやふる)歌舞伎編(ぴんとこな)

 

by アルゼンチンに行った時、マンガ屋で「進撃の巨人」と日本語で言っても通じて驚いた やまだ

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