マンガで学ぶ、私の知らない日本

マンガで学ぶ、私の知らない日本

これから海外ボランティアに参加する人向けの研修で、必ず行うプログラムで「日本の文化を何か紹介してください」というものがあります。「日本生まれ・日本育ちの日本人なんだし、日本のことならだいたい分かるでしょ」と思ってしまいがちですが、自分の国なのに知らなかった、ということは意外とたくさんあるものです。

 

例えば、私にとっては【書道】。今年の初めに、初めて写経をやった時のこと。

はじめての写経

………。筆を持つのは15年以上ぶりで、まず真っ直ぐ持てないし、プルプルしてしまって、なぞるだけなのに全く上手くいかず、ご覧の通り散々な結果に終わりました…。大人になって、結婚式やお葬式などで記帳する機会が増え、その度に「きれいな字が書けるようになりたい」と思っていたワタクシ。小学校の時にもっと真面目にお習字に取り組んでおけばよかったなぁと改めて思ったのであります。

tomehane_そこで、書道をテーマにしたマンガ、めはねっ!鈴里高校書道部(河合克敏 著)を読んでみることにしました。(「マンガなんて読んでないで書道教室に行きなさい!」というツッコミはなしですよ…^^;)

帰国子女の主人公・縁(ゆかり ※注:男の子です)がひょんなことから書道部に入部し、個性豊かな部員や先生たちに囲まれながら、次第に書道の世界にどっぷり浸かり、その才能を開花させていく…というストーリーなのですが、読み進めるうちに私は書道がどんなものなのか、全然分かっていなかったことに気づきました。小学校でやったように、半紙に文字を書いたり、書き初めの時に使うような大きな紙に書いたりする、というのが私の書道のイメージでした。でも、書道は楷書の文字ばっかり書くわけではないのです。

日常生活でも耳にする、「楷書」「行書」「草書」の他にも、「隷書」「篆書」「かな」を、古典を臨書(お手本を見ながら書くこと)するところから書の学習は始まります。

「かな」と言っても、現代で使われているひらがな・カタカナじゃないですよ。こういうのです。

源氏物語絵巻

(「源氏物語絵巻」鈴虫 / 五島美術館ウェブサイトより)

何と書いてあるのか私には読めませんが、こういった“書”を普通の高校生が書いているんですよー。もちろん、美しい筆跡のためには、とめ、はねなどの筆づかいを練習する必要がありますが。楷書の筆づかいをマスターすることが書道だと思っていた私にとっては、驚きでした(お恥ずかしいですが…)。

書道をやっている方にとっては、当たり前のことかと思いますが、何も知らない初心者の私にはマンガも大変興味深かったです。「とめはねっ!」の内容をちゃんと理解して、英語で説明できれば、海外でも役に立つと思います。書道の勉強のためだけでなく、マンガとしても面白いので、みなさんもぜひ読んでみてください^^

本格派のプレゼン派遣先で子どもたちとお習字

↑ICYEにもいる、書道本格派!!派遣先では子どもたちにもお習字を紹介☆

 

出発前のオリエンテーションの様子はこちらから

オリエンテーションでは何をやるの?のギモンにお答えします!!

2015年12月7月4月 / 2014年12月7月(過去のブログ記事)

 

by 源氏物語は「あさきゆめみし」で勉強(?)した やまだ

PAGE TOP